【甘え下手は損】モテる“甘え上手な男”の特徴と実践テク完全ガイド

世の中の多くの男性は「誰かを甘やかすこと」には慣れていても、いざ自分が甘える側になると、どうしていいのかわからないという人が少なくありません。

「どうやって甘えればいいのか?」「頼りたい気持ちはあるけど、言葉にできない」──
そんなふうに迷ってしまうこと、あるのではないでしょうか。

実際、女性が「頼る」ことにはある程度パターンがありますが、男性が頼る姿って、あまりイメージが湧きにくいのも事実です。

もちろん、一人で生きていける強さも大事です。
でも、人間誰しも「頼りたいとき」「甘えたい時」があるもの。
それを我慢しすぎると、心がすり減ってしまうこともあります。

そこで本記事では、なぜ「甘えること」が大切なのか? どうすれば甘え上手になれるのか?を掘り下げていきます。

目次

女性は“強がる男”より“甘えてくる男”に惹かれるってホント?

マイナビウーマンが、このようなアンケートを実施しています。それは「あなたは彼女に甘えるのが得意ですか? 苦手ですか?」というもの(参照:彼氏にもっと甘えてほしい! 甘えられない男性心理とベストな甘えさせ方[2021年8月5日閲覧])。

Q.あなたは彼女に甘えるのが得意ですか? 苦手ですか?
・甘えるのが得意……38.8%
・甘えるのが苦手……61.2%

彼女に甘えるのが苦手だという男性は、なんと6割以上もいることがわかります。

一方で、CanCanが実施した別のアンケートも興味深い結果を示しています(参照:「甘え上手な男性」vs「甘え下手な男性」どちらが人気?女性がキュンとしちゃう甘え方[2025年5月13日閲覧])。

Q.「甘え上手な男性」と「甘え下手な男性」、どちらが好みですか?
・甘え上手な男性……62人
・甘え下手な男性……38人

こちらでは、甘え上手な男性のほうが好まれていることが明らかになっています。

つまり、男性は「甘えるのが苦手」と感じている一方で、女性側は「甘えてくれる男性」を魅力的に感じているというギャップが存在しているのです。

多くの女性が男性に求めるのは、常に強い姿だけを見せる「完璧な彼氏」ではなく、喜怒哀楽すべての感情を共有できる「等身大のパートナー」です。素のあなたを見せましょう。

これを埋めるためにも、甘え上手になることは恋愛において大きな武器になり得るということですね。

どこか放っておけないオーラを出す甘え上手な人は、「私がいなきゃこの人はダメかも」と思わせる力があります。
恋人関係においても、放っておけない雰囲気で「私がいないと」と感じさせる言動によって、相手の心を自然と惹きつけてしまうのです。

そう感じさせることで、相手の承認欲求を知らず知らずのうちに満たしている
だからこそ、甘え上手な人はモテるのです。

甘えることは悪じゃない。“頼れる場所”が男にも必要な理由

「甘える」という行為には、単なる甘ったれや依存心を超えた、人間関係における深い意味と必要性があります。

たとえば、一見“自立している男性”に見える人でも、心のどこかで「誰かに受け入れてほしい」「無条件で甘えたい」と感じていることは少なくありません。
職場でリーダーシップを発揮しているような課長さんも、仕事ができる先輩男性も──実は例外ではないのです。

これは人間の心が、「自立」と「依存」のバランスで成り立っているから。
自立するためには、同時にどこかで安心して頼れる“依存先”が必要です。
そして、その依存先が恋人やパートナーであることが、健全な甘えの形なのです。

だからこそ、甘えることを完全に否定したり、相手が甘えるのをうまく受け止められなかったりすると、別の依存先を求めてしまう可能性が出てきます。

たとえば──
・浮気
・お酒
・過度な仕事
・買い物依存
・セックス依存
・ギャンブル

などに傾いてしまい、経済的・身体的・精神的に破綻してしまうケースもあります。

つまり、「甘え」は避けるべきものではなく、人として必要な感情の逃げ場であり、健全な依存のかたちなのです。
パートナーとの間に“ほどよく甘えられる関係”があるかどうかは、心の安定や信頼関係の深さに大きく関わってくるのです。

それ、甘えすぎてない?「頼る」と「投げっぱなし」は別物

「甘え」といっても、何もわかりやすい形ばかりとは限りません。

たとえば典型的な甘えの例として、「膝枕して〜」などとお願いするような場面があります。こういうのは微笑ましく、相手も受け入れやすいかもしれません。

けれど、もっと無自覚な形での甘えもあります。たとえば──
脱いだ靴下を、玄関の廊下にカタツムリのように置きっぱなしにする。
「休みの日くらい、趣味に没頭させてよ!」と、自分の時間を優先する。
今晩は子どもをお風呂に入れてほしいと言われていたのに、「仕事の付き合いだから」と飲みに出かけてしまう。
「メールの返事、ちゃんとしてね」と言われても、つい後回しにしてしまう。

こんな行動が続けば、相手にとっては「いらっ」とくる原因になってしまいます。

受け入れてくれる相手に、甘えすぎてしまうと、つい扱いが雑になったり、なにもしなくなったりする――結果として、“ダメンズ化”してしまうこともあるのです。

自分ではそこまで意識していなくても、「いいじゃん、これくらい」「大目に見てよ」といった気持ちがどこかにあるのではないでしょうか。

更に「自分のことを分かってくれるのはこの人だけだ!」と寄りかかってくる人(全部乗っかってくる人)は、際限なくありえないレベルで甘えています。女性側が限界で潰れそうになっても、「なんで分かってくれないの!?」と一方的に責め、「もう無理だよ」と女性が正直に返せば、感情を爆発させてしまうこともあるんです。

でもその感覚って、実は子供の頃に母親に対して抱いていた感情とよく似ています。

男性の多くは、自分でも気づかないうちに、パートナーに母親を重ねて見てしまうことがあると言われています。
言い換えれば、パートナーに対して「甘えられる安心感」を感じているということでもあります。

ただ、それが行きすぎると──
相手からすれば、「この人、本当に大人?まるで息子みたい…」と、イラッとする場面も出てきます。

「まったく、子供みたいなんだから。やれやれ……」と笑って受け流してもらえるか、イライラされて大げんかになるか。こちらが甘えすぎてしまうと、相手も日々疲れてしまいます。そのため、「適切な甘え方」で「甘え方のバランス」が重要です。

理想の甘え方って?ふたりが心地よくいられるバランスとは

「相手のことを信頼して、安心感を感じる時にでてくる態度や行為」「甘えは信頼と愛の証」とよく言われます。ただし、相手が本当は嫌だと感じているのに、それを我慢させてしまっていたら──その関係はいずれうまくいかなくなります。
甘えが成立するには、お互いの心地よさが必要なんです。

甘えるうえで大切なのは、一方通行にならないこと
彼女に甘えさせてもらったら、今度は自分も彼女の甘えを受け止める。それが自然にできるようになると、対等なパートナーとしての信頼関係が深まり、お互いに支え合える関係になっていきます。結果的に、自分自身も人として成長できるんです。

「甘える」と聞くと、なんとなく“子供っぽい”とか“甘ったれ”みたいなイメージを持つかもしれません。でも実は甘えるって、
「この人は自分を受け入れてくれる存在だ」と信頼している証拠でもあるんです。

甘え方にもいろいろあって、たとえば──
急に「会いたい」って呼び出したり、ちょっとしたお願いごとを何度もしたり……
一見すると、相手を都合よく扱っているように見えるかもしれません。
でも、それって実は、相手に対してものすごく安心しているからこそできることなんですよね。

とはいえ、甘えって難しいものです。
自分では「甘えてる」なんて自覚がなくても、無意識に頼りすぎてしまっていることもあります。そして、それを相手が受け入れすぎると、こちらも知らないうちに依存的になってしまう──そんな危うさもあるんです。

ちなみに、世の中には「甘えられるのが苦手」という人も少なくありません。
むしろ、「甘えられすぎたら、甘え返すくらいでちょうどいい」と考える人もいるくらい。
そういう距離感を意識していると、お互いに無理のない、ちょうどいい関係が作れるんですよね。結果的に、相手に対してイライラしたり、嫌いになったりせずにすむ。

やっぱり、どんなに愛情があっても、ギブ&テイクのバランスが偏っていたら、それは健全な関係とは言えないと思います。

甘えるのが苦手な人 vs 甘え上手な人|その差はどこにある?

「甘える=頼ることができる人」は、恋愛関係を築くうえで、じつは大きな魅力のひとつです。
けれど、「女性にうまく甘えられない」と感じている男性も多いのではないでしょうか。

ここでは、まず甘えられない男性の心理を整理し、続いて甘え上手な男性の特徴を紹介します。
どちらも自分の中に心当たりがあるかどうか、見比べながら読み進めてみてください。

なぜうまく甘えられないのか?男性が抱えやすい3つの壁

1.どう甘えていいかわからない

仕事がうまくいかなかったとき、プライベートで落ち込んだとき──本当は誰かに支えてもらいたいと感じる瞬間はあるはずです。

でも、「どうやって甘えたらいいのかわからない」「タイミングが見つからない」と感じて、結局ひとりで抱えてしまう人も多いもの。

甘えたい気持ちがないわけじゃない。ただ、“甘え方の選択肢”がわからない。それが、なかなか一歩踏み出せない原因かもしれません。

2. 甘える隙を自分でなくしている

年上の男性や責任感が強いタイプに多いのが、「彼女を支えないと」という意識が強すぎて、逆に自分が甘える余地を失ってしまうパターンです。

「自分が頼ってどうする」「今は俺がしっかりしないと」と、自分の気持ちにブレーキをかけてしまうのです。

でも、関係性は一方通行では続きません。お互いに頼り合える関係が、信頼を深める鍵になります。

3.甘えたら引かれるのではと不安になる

「男は強くあるべき」「弱さを見せたらダメ」といった価値観を無意識に抱えていると、なかなか素直に甘えることができません。

「こんなこと言ったら男らしくないと思われるかも…」と、つい気持ちを引っ込めてしまうんですよね。

でも実際は、“頼ってくれること”を喜んで受け止めてくれる女性も多いのです。少しずつでも「自分のままでいていい」と思える安心感を持つことが大切です。

甘え上手な男性の共通点とは?

では、女性から「甘え上手」と思われる男性にはどんな共通点があるのでしょうか?
実際の女性の声をもとに、3つの特徴をまとめました。

1.頼り上手

・相手に自然に頼みごとができる
・頼んだあとはしっかりお礼が言える
・相手の得意分野を見抜いて任せられる
・「マッサージして」「○○して」「やってー」っておねだり、お願いできる
・「何もないけど」と言いながらLINEや電話でふらっと連絡してくる回数が増える
・急に会おうって言ってくる回数が増える

「これ、お願いしてもいい?」と素直に頼れて、「ありがとう」をちゃんと伝えられる人は、女性にとっても気持ちのいい存在です。

2.素直に言える

・いつもよりおしゃべりに口数が増える、冗談をよく言う
・自分の弱さを少しずつ見せられる
・「ちょっと頼っていい?」「疲れたから、そばにいてほしい」「今日はちょっと甘えたい気分」が言える
・「今日は本当に疲れたよ」「この前のプレゼン、すごく緊張したんだ」と自分の感情を正直に言葉にできる

自分を完璧に見せようとしすぎず、等身大で接することが、むしろ“信頼されている”と感じてもらえるポイントになります。

3. 自然体で甘えられる

・わざとらしくなく距離を縮められる
・嫌味なく相手の懐に入れる人
・自分の弱さを恥ずかしがることなく全てさらけ出せる

媚びたり、無理にキャラを作ったりする必要はありません。自分らしく、心を開いて接する姿勢こそが「甘え上手」の最大の魅力です。

どんなときに甘えればいい?自然に距離が縮まるタイミング集

落ち込んだときやつらいことがあったとき、誰かに寄りかかりたくなるのは、男性も同じかもしれませんね。でも、「彼女の前ではちゃんとしていたい」という気持ちから、甘えたい気持ちを我慢してしまう人もいるのではないでしょうか。

では、男性が「彼女に甘えたい」と感じるのは、どんなときなのでしょうか?リアルな声をご紹介します。

◇久しぶりに会ったとき

・「しばらく会えていなくて、ふと話したときに楽しいなって思って、甘えたい気分になった」
・「久々に会ったときは、自然と甘えたくなる」
・「やっと2人きりの空間になった瞬間、ほっとして甘えたくなった」

しばらく会えなかった期間があると、そのぶん気持ちが高まり、つい甘えたくなる男性も多いようです。距離が空いていたからこそ、彼女の優しさに包まれたくなるのかもしれません。¥

◇疲れているとき

・「仕事でクタクタになったときは、やっぱり甘えたくなります」
・「心身ともに疲れているとき、ただ話を聞いてもらえるだけで癒される」
・「マッサージや膝枕してもらえたら、それだけでかなり助かる」
・「風邪を引いた時に、体調が優れない時にに頼って看病してもらう」

仕事で疲れて帰ってきた日や、頑張りすぎた日には、誰かに甘えたくなるのが自然です。
横にいてくれるだけで、心がふっと軽くなるような感覚になるのかもしれませんね。

◇寂しいとき

・「寒くて寂しいなって感じたときが一番甘えたくなるかも」
・「夜にふと寂しくなったとき、誰かとつながっていたくなる」
・「嫌なことがあって落ち込んだとき、忘れるために甘えたくなることがある」

ひとりでいる時間が続いたり、心細さを感じたりすると、彼女にそばにいてほしくなる。
とはいえ、素直に「寂しい」と言うのはちょっと照れくさい──そんな気持ちを抱えている男性も多いのではないでしょうか。

◇仕事でミスをしたとき

・「失敗して気持ちが沈んでるとき、彼女に頼りたくなる」
・「落ち込んでいるとき、そっと優しくしてもらえると安心する」
・「仕事でミスしたり、友人とケンカしたりして、心が弱っているときです」

仕事で失敗してしまったときは、気持ちも落ち込んでしまいますよね。そういうとき、できれば彼女にやさしくなぐさめてほしいのではないでしょうか。何も言わずにそばにいてもらえるだけでも、気持ちが癒されるのかも。

女性がキュンとする!好かれる甘え方のコツと具体例

■ 思っていることを素直に言ってみる

女性がキュンとしちゃう瞬間
・悩みをこぼしたり、普段は言わない弱音、つらいとき相談してくれたり、そばにいてくれること
・話聞いてほしい、と言われるとき
・褒めて~と素直に言われる(褒められようとする)
・願望を率直に言ってくれる
・ハグしてとか、話聞いてほしいとか
・ストレートに会いたいと言ってくれたり、気づけば隣に寄り添ってくる
・一緒に何かしたいとか、どこかに行きたいって言ってくれる
・喜びの表現もストレートで「本当に嬉しい。ありがとう」と照れることなく伝えてくれる

ポイントは、願望をストレートに伝えること。
「察してほしい」ではなく、言葉にするのが甘え上手の第一歩です。素直に頼ることで、女性は「自分だけに心を開いてくれてる」と感じます。

■ 抱きつく・スキンシップで気持ちを伝える

女性がキュンとしちゃう瞬間
・なにげない瞬間、何も言わずに抱きついてくる
・黙って隣に座り、手を握る
・横になったり座ってるときに、ぎゅーっと胸元に抱きついてくる
・久しぶりのデートで、部屋に入ったときハグ
・仕事後つかれたぁーって抱きしめられるとき
・ふたりだけのときに、とにかくスキンシップ多めだったり、べったりくっついてきたり
・ふたりでいるときにくっついてくれること。逆に人前でくっついてくるのは嬉しくない
・ドキドキするスキンシップ男性から頭をポンポン。「甘えたい」「甘やかしてあげたい」

スキンシップは、甘えを形にする最もわかりやすい方法です。
大事なのは無理に演出するのではなく、自然な流れで距離を縮めること。
甘えるなら、シチュエーション選びが超重要。
人前では控えめでも、ふたりきりのときに甘えられると、女性は“自分だけに見せてくれる一面”としてグッときます。

■こんな一言・行動も実はキュンの引き金

女性がキュンとしちゃう瞬間
・肩ズンして、ちょっと借りると言われたとき
・寝てる旦那の横に行ったらくっついてきたとき
・普段甘えない人が甘えてくるとき

“甘える=大胆”じゃなくても大丈夫。
ちょっとした動作や言い方、ふとした表情でも、女性は敏感に受け取っています。普段甘えない人ほど、そのギャップが刺さることも。

まとめ:甘え上手は“男の弱さ”ではなく“魅力”になる

甘えることに抵抗がある男性は多いかもしれません。
でも実際には、女性は「頼られること」で「甘えてくれる男性」にキュンとするものです。

ポイントは、頼りっぱなしにならないこと
自分の気持ちを素直に伝えながら、相手の存在をきちんと尊重することで、甘えは「信頼」のかたちになります。

・疲れているとき
・落ち込んだとき
・寂しさを感じたとき
・そっと寄り添ってほしいとき

そんな瞬間に、ほんの少しだけ心を開いて「甘える勇気」を出してみてください。

甘えることは、関係を深めるコミュニケーションです。
無理に頑張りすぎず、素直な自分で向き合うことで、あなたの魅力はもっと伝わっていきます。

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