出会い系で新たな出会いを探すのって、正直なところなかなか骨が折れますよね。
そんなときこそ、これまでキープしていた相手や、あたためていた関係を一度掘り起こしてみるのもひとつの手です。
特に、かつて好意を持っていた相手や、当時は彼氏がいたような女性であれば、今の方がむしろ成功率が高いケースも少なくありません。連絡先を持っているのであれば、深く考えすぎず、久しぶりのコミュニケーションとして軽く連絡してみるのも十分アリです。
時間をおいて連絡をすることで、「当時はタイミングが悪かったけど、今ならうまくいく」可能性もあるわけです。
さらに、大量に送って試行回数を増やすことで、一通ごとのリスクを限りなく抑えられるのもポイント。
ダメ元で、低リスクのワンチャンを狙ってみましょう。
ザオラルメールとは何か？
ザオラルメールとは、連絡先を交換したものの疎遠になっていた女性に、改めて連絡を取ることを指します。
ご存じのとおり、名前の由来は『ドラクエ』の蘇生魔法「ザオラル」から来ています。ただし、これはあくまで狭義の意味で、広義にはFacebookやLINEのタイムライン投稿といった、再び接点を持つためのきっかけ作りもザオラルに含まれます。
返信率3割でも勝ち！ザオラルメールの成功率について
率直に言えば、ザオラルメールの成否は最終的に確率の問題です。
平均的な成功率はおおよそ3割程度なので、それを下回ったからといって気に病む必要はありません。
むしろ見方を変えれば、10人に送れば1人とは会える可能性があるということです。そのためにも、日頃から女性のLINEをしっかりストックしておくことは決して損ではありません。
LINEの連絡先は一見フローのように見えて、実はストック資産としての性質も持っているのです。
返信が来れば御の字、会うことができればなお良し。とはいえ、仮に返信が来なかったとしても、あなたが何かを失うわけではありません。
たとえブロックされたとしても、もともと疎遠になっていた相手ですから、メンタルへのダメージもさほど大きくはないはずです。
内容より送る“タイミング”が命！ザオラル成功の分かれ目とは
ザオラルにおいて最も重要なのは、メッセージの内容ではなく、送るタイミングです。
たしかにイベントへの誘いやユーモアのあるメッセージは、返信率を引き上げる効果があります。そのため、Web上にも「おもしろくてキャッチーなザオラルメール」のサンプルは多数存在します。
しかしながら、返信率の高さと実際にアポが成立するかどうかはほとんど無関係である、というのが私の持論です。
返信（＝ザオラルへのリアクション）と、実際に二人で食事へ行くまでには、大きな壁があります。
今の時代、いいね！やリツイートといった軽いアクションは容易に取ってもらえますが、それが即、行動（購買・来店）にはつながらないのと同じです。行動してもらうためには、そこまでに綿密な導線設計が必要になります。
返信をもらえた後も、そこからさらにどうでもいいコミュニケーションを織り交ぜながら誘導しなければならず、その分コストが増大します。
僕らのリソースの中でも最も重要な「注意力」と「時間」がごっそり奪われるわけで、いわばフレンドシップ戦略と言えます。
なぜ既読スルーされるのか？美女のLINEが返る時を見極めろ
やはりどんな内容を送るかも大切ですが、いつ送るかの方が圧倒的に大事です。これは考えてみれ僕らが興味を持つような中の上以上の女の子は年柄年中他の男に食事に誘われたり、告られたり、付きまとわれたりしてます。
そして、そうした子のうち７〜８割強くらいは彼氏ないしセフレがいます。いなくても嘘かたまたまたまいないタイミングに遭遇しているにすぎません。どんな内容のメッセージを送ろうと、彼とうまくいってラブラブな状態のときにスルーされるのは自明なことです。
別れた直後が最大チャンス！狙い撃つならこの瞬間
では、どんなタイミングで送るべきか。
それはやはり、彼氏とひどく別れた直後や、ケンカをしている最中など、いわゆる「カタストロフィック・イベント」が発生したときです。
このようなイベントがいつ起こりやすいかについて、非常に興味深い調査結果があります。
イギリスで行われたある調査によれば、Facebookの交際ステータスをもとに、カップルが最も別れやすい時期は3月下旬と12月初旬であることが明らかになっています。
理由は単純です。
3月は年度末、12月はクリスマスだからです。
3月は異動や就職などによって生活環境が大きく変化するタイミングで、新しい環境＝新しい出会いが多く、遠距離恋愛に突入するケースが増えます。
12月は、女性がロマンチックなクリスマスを期待している一方で、男性側はそこまで重視していないことが多く、価値観の違いが露呈しやすいのです。
データで裏付けられると、非常に納得感がありますよね。
“返信が返ってくる週”がある！？ザオラルのベスト時期はココ
ということは、3〜4月と11月下旬〜12月上旬にかけて、音信不通になっていた女性に一斉ザオラルを仕掛けるのが効果的です。
「あけおめザオラル」などを送って、他の男性たちのメッセージに埋もれている場合ではありません！
より具体的には、3月の最終週、12月の第1〜2週目がベストな時期と考えられます。
3月最終週は、新たな職場や部署での生活に不安を感じている人が多く、心が揺れやすい時期。
12月1〜2週目は、11月中旬から始まるクリスマス準備の中でパートナーとの価値観の違いが浮き彫りになり、ちょうど関係がギクシャクしてくる頃です。
またこの時期であれば、クリスマスディナーをやっているような高級レストランは予約で満席なため、わざわざ無理して高い店に行く必要もありません。
おすすめは12月26日以降〜年末にかけて。このタイミングなら空いているし、ゆったり食事を楽しめます。
返事を引き出すザオラルLINE例文集【コピペOK】
送る相手の状況に応じて、内容を工夫する必要があります。
・彼氏がいたが、現在はいない。
・こちらから連絡を断った。
・初デートであまり印象を残せなかった。
・連絡先を交換しただけの関係。
以下は、私がたまに使用している「効果的な」ザオラルメールの例です。
好意があった女性や、仲が良かった女性には高確率で成功しています。
★「あれ？ソラマチ前にいなかった？めちゃ似てる人みかけた」
★「日本一うまいつけ麺食べに行った＋写真」
★「誕生日おめでとう！」
★「今地震あったけど大丈夫？無事だった？」
★「今度〇〇まで行く予定があるんだけど、おすすめのお店ある？」
「△△で会った◯◯だよ！覚えてる？」（連絡先を交換しただけの場合）
「久しぶり！まだ◯◯で働いてるの？」（デート済みの場合）
「おっす～！久しぶり～元気！仕事落ち着いた？！」
「お久しぶり～！今日が◯◯◯が美味しいって言ってたラーメン屋行ってきたわ～！本間に美味しかった！or 昔言ってた映画見てみたよ！」
「旅行いってきたんだけどめちゃおしゃれない？＋写真」
「この前久々に○○行ったら、まだまだ賑わってたよ。最近行った？」
状況は常に変化します。「彼氏ができた」「引っ越した」「覚えていない」なども当然あり得ます。
過去のやり取りをヒントに、女性が好きだったもの・勧めてくれたもの・趣味などをネタにして、ザオラルメールを送ってみましょう。
1通で「開封→返信」まで持ち込めれば、まずは目的達成です。
LINEで画像を送ることで既読率が格段に上がる傾向があるので、試してみるのもおすすめです。
画像が届くと、とりあえず開いてしまうのが人の心理ですよね。
あまり深く考えず、どうでもよくなった相手に一度試してみてください。
【再アポ導線】ザオラル成功後のLINEの進め方完全ガイド
これは、デート経験があり女性側にある程度の食いつきが感じられたケースや、初デート後にうまく印象を残せず疎遠になってしまったケースでの流れです。
思い出話などがない場合は、「挨拶＋覚えてる？」のような形でアプローチします。
もし誘いに乗ってこなければ、「なんならお互いの友達も誘って！」と合コン形式を提案してみるのも手です（私はここまでして会おうとは思いませんが）。
返信が来た時点がスタートラインです。そこからどう関係性を築いていくか、最終的なゴールに向けて考えていきましょう。
仮にゴールがデートであれば、以下のような流れを意識します。
①挨拶
②近況報告・共通の思い出・相手の趣味への理解を深める
③（可能なら）通話で関係性を強化
④趣味や好みに紐づけてデートへ打診「最近その辺よく通るから、久々に△△で飲もうよ！」
もし通話したことがあるのであれば、数年ぶりに「声をききたい」等で打診するのもかなり成功率が高いです。
思い通りに進まないことも多々ありますが、あらかじめシナリオを描いておくことで、余裕を持って対応できます。
「たまたま感」で誘え！自然すぎて怪しまれない当日のトーク術
ザオラルの結果、食事に行けることになったら、自然な理由づけでストーリーを演出してみましょう。
「ポケットにiPhone入れてたら誤作動で〇〇ちゃんのところになぜかスワイプされてて〜」
「この前仕事であのレストランの近く通ったら、ふと〇〇ちゃんのこと思い出して〜」
とにかく“偶然感”を演出することがポイントです。
自分で説明しすぎず、相手に「もしかして…？」と思わせるのがコツです。
「えっ、てことはもし連絡する時期ずれてたら今日こなかった？」と聞いてみるのも効果的。
「うん」→「本当たまたまだったんだね。よかった^^」で運命感を演出
「そんなことないよ」→「えっ、ということは…？」で脈ありサインを引き出せる
どっちに転んでもうまくいきます。ここまで先を読んで準備している人は、なかなかいません。
ストックは数撃ちゃ当たる！“偶然装い型”ザオラル量産法
ある程度テンプレ化したザオラルを一斉に多くの女性に送る。1通でも返信が返ってくればラッキー、くらいの感覚で臨みましょう。
ザオラルは試行回数（トライ）×成功率（ヒットレシオ）が命です。
非モテ男子ほど「この女性を逃したら人生が終わる」と思い込み、1人に執着し続けがちです。しかし、それは時間の浪費であるだけでなく、男性としての価値も急速に下がってしまうのです。
・明確な脈がなければ、別の女性にアプローチ
・鉄壁ガードを感じたら、即撤退
・相手からの連絡が減ったら、深追いせずフェードアウト
自分の勝ちパターンで丁寧に口説き、ダメなら次に行く。
もちろん引いたらそのままフェードアウトするケースの方が多いですが無理な状況から自分の欲望をぶつけて発展させることなど難しく、余計しつこい印象を与えるだけ。タイミングをみてお互いの意見が一致する時を見定めることが一番ストレスがなく一番違和感がなく「偶然」を狙うことができます。
一見フェードアウトに見せかけた“引き”が、相手に「この人を切るのは惜しいかも」と思わせる効果もあります。
それによって、女性側から「最近連絡くれないね？忙しいのかな？」と逆アプローチが来ることもあるのです。
押してダメなら引いてみろ。
イイ男ほど、引き際がスマートなのです。
まずは送れ！迷う時間より1通のザオラルが経験値になる
ここまで書いておいて何ですが、ザオラルの成功確率は決して高くありません。
ですが一つだけ言えるのは、ドラクエでは敵を倒さないと経験値は得られませんが、現実の世界では行動すればするだけ経験値になるということです。
「この文面どうかな……いや、こっちの方が……でもやっぱり……」と悩むより、まずは送ってみましょう！
成功例を紹介しましたが、実際には失敗した数の方が圧倒的に多いです。成功したらラッキーくらいのスタンスの方が、精神衛生上も健全です。
期待しすぎないこと。
もし会えることになったら、その時間をぜひ楽しんできてください！
